躍動
今回の展示の中で一番 大きな作品です。
180×280 2006年11月作
先生がパンフに書かれていますが・・。
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昨年の10月末、みなべ町北道地区の「王子太鼓」の演奏を
聴く機会がありました。
舞台の上に立っておられる男の人の中に、小学校の頃の
見覚えのある顔もありました。家業の仕事や、子育てに
頑張っておられる主婦の方々も、買い物などに出かけた際
町でおみかけする方々でした。そんな皆さんの顔が
その日は引き締まり、晴れやかでした。週一回の
仕事を終えての練習を繰り返し、今回10周年を迎えての
記念講演ということでした。
項目が「海鳴り」「躍動」の終盤に進むにつれ、会場は
更に盛り上がりました。きりっと締めた鉢巻、
黒い胸当てにバチを握り締め、会場の真正面を凝視して
太鼓をたたく全員の心は一つになり、プロの演奏にはない
「命の躍動」が伝わってきました。
「躍動」の作品はこの演奏を聴いて作品にしたものです。
パンフより抜粋 作品によせて
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太鼓のメンバーの方々が この作品を見に来られました。
あらあら知った面々が・・。同級生が3人、女性の
ひとりも よく知っている人^m^
お話を聞くと その時の演奏は 何かに取り付かれた
ようにみんなの心がまとまって、自分達自身も感動して
涙が出てきたと言っていました。
これは先生が「躍動」を書かれている時のスライドです。
この時が 初めて「躍動」を書いた始めての作品らしいです。片手で書かれています。エイっと言う掛け声も
聞こえてきました。会場に来られたほぼ全員の方が
この場所で釘付けになってご覧になっていました。
ちなみに この時に書いた作品はボツになったそうです。
先生ご自身が気に入るまで 何枚も書かれたのでしょうね。
今回の書展 残念ながら拝見できませんでしたが〜〜書の持つ・・不思議な力とでも言うのでしょうか??・・私の心をつかんで〜離れません・・・実物を・・本当に拝見したかったです〜次の機会には必ず・・と思って居ります。
投稿: マツ子 | 2007年1月19日 (金) 22:53
マツ子さん、コメントをありがとうございます。パワーのある書でしょう?私も何年か前に先生の作品を拝見したときにすごい!と思って感動しました。今回のように広い会場だと 少し離れて ゆっくりと見れてよかったですよ。また、そんな機会があれば是非 是非 ご覧下さいね(^^)
投稿: AYAのひとりごと | 2007年1月21日 (日) 10:22