5/12 夜7時5分発の飛行機で ひとり東京行きのゆうちゃん、
５/13 YFUの事務所で オリエンテーションがあり 帰国後の報告と
今年 2011年出発の後輩？に 今度はリターニー 先輩としての
アドバイスをするために 出かけました。
前回の オリエンテーションのときは 主人が着いて行ったのですが
今回は ひとりでホテルに泊まり ひとりで青山にあるYFUの事務所に。
無事に到着するかだけでも 心配しましたが なんとか無事に
やりとげてきたようです。今は 中間テスト前で忙しい時期ですが
でも、後輩の為と この10ケ月間 貴重な体験をさせて頂いたのですから
当然です。
かめのり財団の体験談はここです。
こうして いろんな体験を積んで成長していくんですね。
帰国して早くも1ケ月が経とうとしています。
日本での生活にも慣れ始めました。
今、改めてアメリカやヨーロッパではなく フイリピンに留学することができて
本当に良かったと心から思っています。
留学中の体験談は前回ほとんど友人の話が中心だったので今回は
フイリピンの様子について書きたいと思います。
私の高校は名門女子高で 比較的、裕福な家庭の子供が多く
通っていました。 入学して最初に驚いたことはセキュリティの厳しさです。
一度 門をくぐると なかなか郊外に出る事ができません。
保護者やスクールバスの送迎の時に警備員に
パスを提示して 初めて外に出ることができます。
何故でしょう。それは フイリピンの生活環境にあると思います。
日本と違い フイリピンには大きな大きな経済格差というものが
存在します。今にも崩れてしまいそうな家々のすぐ隣には
立派な高層ビルが立ち並び、家族単位のホームレスや
学校に行けないで困っている子供たちが大勢います。
私は学校の宗教の時間に課外授業で刑務所に行きました。
そこにいる人々は ほとんど英語を話す事ができません。
私の友達の通訳を介して囚人の話を聞きました。
私が話を聞いたのは 24歳の若い女性でドラッグの販売をして
捕まったそうです。その人の家庭はあまり裕福ではなく、夫の収入
だけでは 幼い子供3人を養っていくことができず 仕方なく
この道に手を出してしまったそうです。
勿論 ドラッグを扱う事はいけないことですが、貧困と経済格差を
含む社会環境が背景にあると思うのです。
それでは、どうすればこのような状況を改善することができるのか。
これが将来 私が考えて行きたい事です。
勿論、フイリピンに限らず発展途上国はたくさんあります。
先進国の日本に住む私達だからこそ助ける義務があると思います。
東日本大震災が起こった時、私はまだ フイリピンにいました。
これは世界的なニュースで私もテレビで知りました。
私の友人達は「家族は大丈夫？」とか
「Do'nt go back JAPAN！」 などと色々 心配してくれました。
その中で私が一番心に残っているのは
「何故、こんな状況におかれているのに犯罪者や強奪者が
いないの？フイリピンだったら考えられないよ。
日本人はどんな最悪の状況に置かれても 他人を気づかうことが
できるマナーを持つ素晴らしい国だね。」
と 言われた事です。
そして、それを聞いた時、改めて日本人である事を誇りに思ったし
外から見る日本という国についても知ることができました。
フイリピンに留学して得た感動を決して忘れず、将来、
日本や世界に貢献できるような人になりたいです。
最後になりましたが、ＹＦＵ様・かめのり財団様に
心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました！！
ゆうちゃん、昨日 成田空港に到着しました。
主人が 迎えに行っています。計画停電も昨日はなかったので
予定通りのようです。
今日 3時5分 田辺駅に到着の予定。
1年近く 顔を見ていません。昨日の電話で おばあちゃんに
「7キロ 太ってん～～」と 言ったのが第一声みたいやけど・・。
この状況の中です。無事に 帰国できたことに感謝いたします。
フイリピンの家族に感謝いたします。
ぜんぜん更新しないまんま もうすぐ帰国となりました
3月29日に成田空港に到着
翌日 新幹線で帰ってきます。春休みになると飛行機代が高くなるので
電車で帰ることにしました。
今、待っているのは 娘からの「成績証明書」
これが届いてから、高校に書類を持っていき職員会議にかかります。
今回の留学は単位交換することに決めて出発しているので
フイリピンの授業の単位を認めてもらわなければなりません。
まだ向こうの学校の授業を終了をしていないので 早めに証明書を
発行してもらうために 手間取っています。もちろん 帰国の29日を待っていたら
単位交換を認めてもらえないのです。13.14日ごろまでに 田辺高校に
持って行かないと・・。
今日、届いたのは 高校の留学を担当して下さっている先生あての手紙を
メール添付で。
ちょこっと紹介します
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M先生、こんにちは。砂時計の落ちる砂のように、あっと言う間に私の留学は
そろそろ終わりを迎えようとしています。今日はこれまでの思い出を
振り返りたいと思います。
3年11組、45番 串 祐季。最後の組の最後の出席番号。
私はMiriam College の生徒として6月16日 新たは学校生活を
ここフイリピンで迎えました。不安と期待が入り混じった初日。
Host Family と別れを惜しんで学校に登校しました。
でも、その不安は私を出迎えてくれた たくさんの友達の笑顔によって
吹き飛ばされました。私は とても驚きました。
何故なら いきなりフイリピン人に日本語で自己紹介をされ
そして「さくら さくら」を歌ってくれたからです。
本当にあの時は驚きました。
学校がスタートして1ケ月目、2ケ月目。
努力しても努力しても なかなか伸びてくれない私の英語力に 本当に悩まされました。
毎日のようにある クイズ・小テスト そして私は語彙不足。
友達と会話するのもやっとで ほとんど何を話しているのかも理解できず
相槌ばかりしていました。
家にかえったらもうクタクタ。それでも明日の予習、今日の復習。
もうちょっと時間があったら・・
日本でどれだけ怠けていたのか、どれだけ時間を無駄に過ごしていたのかが
よく分かりました、授業も大変でした。とにかく日本と全く違う！違いすぎる！
そりゃ国が違うんだから教育方針もィがって当たり前なんですが。
授業は主にパワーポイントを利用し、先生がそのポイントについて説明する感じ。
こっちは まだノートを取るのに必死なのに授業は私が理解する暇もなく
どんどんどんどん先へ進んで行く。
それに プラス、スキャットの多さ！毎日どの暮らすか一つでスキットが
ありました。そしてreflection paper という宿題が出たときは
もう私は終わった・・・
と思いました。自分の意見などをまとめて
パソコンのワードを利用するというような宿題です。
でも、何かが私の心を支えてくれたのか。それは日本のみんなの存在。
新しい友達、そして家族でした。私の大好きな放課後クラスの英語の先生も
親身になって教えて下さり そのおかげでもあるのか、日に日に本当に
少しずつですが私の英語力は伸びていったように思います。
今でも スキットやreflection paper は苦手ですがね。
さて、9ケ月と少しが経った今日本にいた頃の私とはもう違います。
と、言いたいところですが
これからも improre しなければいけない所は たくさんあります。
でも私は思います。これから どんな大変な未来を迎えるかもしれない。
でも私には それを乗り越える自信と勇気があります。
それは私を信じてくれている皆の存在と この素晴らしい経験から言えることです。
留学してよかった！ なんとかなるさ。。で 一歩 踏み出してみてよかった！
私は もう前の私じゃありません！
先生、10ケ月間どうもありがとうございました。
日本のみんなと3年生に進級できることを祈っています
2011年。3.7 串 祐季
その後の ゆうちゃん。
元気です。
ゆうちゃんの住むケソンシティ
ケソンシティの面積166.20km²、
人口2,680,000人（2007年）
田辺市の総面積…1、026、77km² 面積だけは 広いですね
和歌山県全域の約22％、県内第1位ですからね。
総人口：81938人（2010年3月末現在） 田辺市統計情報
ケソンシテイの人口は田辺市の３２倍！！！
和歌山市の７倍！大きな都市です。
ゆうちゃんの通う MIRIAM COLLEGE
今日は、担任の先生が中間テストの結果を持って来て下さった。
ゆうちゃんの机はそのまんまにして 残しておいて下さっているそう。
空港を出発する日 お友達が授業を抜けて 見送りに来てくれていたことも
バレバレでした
先生やお友達が み～～んな ゆうちゃんの事を大切に思っていてくれることが
親として一番 うれしい。
携帯にメールが昨日 入っていたけれど 今日は 何も連絡がない。
昨日は エンジニアのお父さんが帰ってくる日だとかで
初めてお会いした感想は どうだったんかな～
外はめちゃ暑いけど 中はクーラーが効いて寒いくらいだそう。
やっぱりねえ～エリカと同じ部屋だそうです。
気にはなりますが、何も言ってこないのは元気な証拠だと思って
遠くから見守ることにします。
mou tuitayo
5zi gurainierikagamukainikuru
imaha YFUnohitonotokoronikiteru
mettyaatui
mata erikatokorokara mail surune
と メールが届いた。
今夜 ゆうちゃんから電話が入った。
エリカのうちに着いたよ～の 第一声。
そして、エリカに変わるね。と 久々に聞く エリカの声。
エリカ、まだ日本語を覚えていてくれたので 私はありがたいわあ～
くれぐれも ゆうちゃんのこと お願いします。もう それにつきます
エリカとゆうちゃんに 電話でお母さんと呼ばれることも 久々ね。
エリカがいるので 心強いです。
ホストのお母さんが めちゃ優しい～っと 言う言葉がなにより 嬉しいわ。
お父さんは エンジニアなので 金曜日に帰ってくるんだって。
学校は まだお休みらしく 来週か再来週かは まだ さだかではないですが・・。
まずは ほっとしました
今、成田空港にいます。
って 私じゃないですが・・。
昨日、白浜空港を15：15分発 羽田空港行きで出発しました。
担任の先生からもお電話があり、授業があるので みんなで
見送りに行けないから よろしくって。
「お母さんには悪いけど もし 帰りたくなったら ちゃんと席は
残してあるから いつでも帰ってきていいよ。って 言ってん」と
言われていました。
私も そう言ってはやりたいけどネ。
ここは 留学したら
もう 留学先の環境に 一日も早く溶け込む事が必要なので
ホームシックにならないよう 逆に連絡を取らないように
心がけるつもりです。
（って 月に一度はこちらの学校に報告を入れることも義務）
お友達がね～～みんな いい子ばっかりなの。
なんていうんかな・・。
純粋って言うか 感受性のある年頃って言うか・・。
逆に お友達が ゆうちゃんの事を 大事に思っていてくれることに
感動しました。ありがたいです。いいお友達がいて・・。
（ほんとはね。。この子たち 授業があるはずなの。
空港までは時間がかかるから、おそらく授業を抜けてきたはず・・。
ごめんね！！！ って心の中で思いながら・・）
karinさんちの洋平くんのホストブラザーのケビンも
ホストファミリーと一緒に見送りに来てくれました。
彼は マニラから来ている留学生。ゆうちゃんと同じ学年にいます。
いつの間にか 日本語が上手になっているのに びっくり！！
「ケビン もし 現地でゆうちゃんが 困ったことがあったら
助けてやってな！」っと 頼んでおきました
ケビンは飛び級で もう現地の大学を受かっているそう。
将来 弁護士になりたいそうです。日本語も上手になって
国際弁護士になってな。っと ケビンを励ます。
いい先輩や同級生・留学生の先輩 友達 がいることに
感謝です。ゆうちゃんは 幸せです。
「後は 自力で がんばれ～～～！」と 声をかけた私 
お友達 みんな泣きながら 見送ってくれてん。
それに 私も感動しました。
「あっ ゆうきも手 振ってる！！」って お友達。
あっ ほんとだ！ ＪＡＬの 小さな文字の方 ＪＡＬのＪって
書いた文字の下の丸い窓から かすかに手が動いている気配が
しました。もう この姿は 来年まで見れないね。
もう、今は 成田空港にいます。
4時半になった集合時間で もう合流しているころでしょう。
後は、北海道と沖縄から来る女の子と うちのゆうちゃんを含めて
3名です。
北海道と沖縄の子は 家族が 着いてきているみたいです。
ゆうちゃんだけが ひとりだそうですが、
本州代表 ゆうちゃん！
っと言う事で もうここは ひとりで来た事を褒めてやる？？あははは
いえいえ。国内でも 危なっかしいのに 無事に成田空港出発まで
いけたことを 褒めてやります
今は オリエンテーション。
いろいろ飛行機の中での書類の書き方とか説明を受けていることでしょう。
他のお友達が 家族と来ていて 自分だけひとりなのは寂しいでしょうけど
それに 意味があります。
これからは 何をしても「ひとり」で がんばらなきゃ！！
これからは、ホストの家族が ゆうちゃんの家族です。
私は これからは 養子にやったつもりで いらないことは
言わないでおきましょう。
ここからが ゆうちゃんの留学の第一歩です。
元気で 健康で・・。親は 祈るのみ！！
5月31日。
もう 今日になってしまいました。
白浜空港を3時15分に出発します。
明日の夜は 成田空港の近くのホテルに宿泊。
6月1日成田出発は 6月1日 18時35分発のマニラ行き
マニラ到着後 オリエンテーション。
その後 ホストのお家に・・。
明日 白浜空港で見送ることにしました。
成田空港まで 行って 見送ってやりたいのは
やまやまですが、どこで別れても 一緒ですもんね。
別れた時からが ゆうちゃんの留学の第一歩です。
お姉ちゃんの時も心配だったけど、末っ子なので
無事に 成田に着くかどうかも 心配～～。
国内でさえ そんな想いでいます。
でも、やっぱり 可愛い子には 旅をさせよ。
なんです。もう 出発したら こちらからは何があっても
連絡は あまりしないつもりです。里ごころをつけてもいけないので。
そんなわけですが、先週の金曜日が 高校の登校最後の日でした。
クラスの仲間が サプライズの送別会をしてくれたようです。
名前の漢字が間違ってるんだけどね。
クラスメイトの気持ちが嬉しいです。
その中でも頂いた 色紙。
読んでいると 涙 涙です・・。
このカレンダー。
出発から 始まって・・・。
最後 帰国の日まで 毎日 コメントが入っています。
1年間、お友達や先生 おひとりずつの コメントや写真
絵が 毎日 書かれています。
これ 見てたら 涙～～～～～
連日 お友達や家族 お世話になった先生への ご挨拶です。
今日は お友達と 別れるのがよほど辛かったのでしょう。
くしゃくしゃの顔をしていましたね。
さあ 飛ぶ鳥 後を濁さず やで。
お部屋 散らかしているの 最後に片づけて行ってな。
出発日が近くなってきました。
浴衣の着付けの特訓をしました。
作りつけの帯は簡単だけれど、荷物に入れるには カサになるので 自分で文庫を結べるようにと特訓。
何度も練習するのですが、なかなか難しい。
で、ビデオにすることにした。
ゆうちゃんが、着付けをしているところ、私の声入りです。
その 動画を作成中。
動画と 言えば・・ エリカのお土産に 我家にホームステイしていた時の動画をこしらえて
ＤＶＤに焼いて お土産をこしらえた。
スーツケースの荷物も なんとか20キロを少し オーバーするところまで しらえた。
28キロになっていたので、せっかく大枚をはたいて 修理してきた大きなスーツケース（8キロ）をやめて
小さな方のスーツケースに ぎゅうぎゅうにして 詰め直し。次女が整理してくれたので
大助かりだった。
昨夜、夜中に ゆうちゃん、名刺の作成。
今日は 朝から その名刺をすった。
ゆうちゃんに とって 今日が最後の高校の登校日。
サプライズな送別会と 心温まるプレゼントに 涙 涙でした。